~情報提供編~
「冬はおでんを、夏はかき氷を売る自分でいたい」
つまり、需要が高い時に、需要が高いものを売る。極端な話、各業種の繁忙期の時だけ仕事する。
筆者はこのような考え方のもとに仕事を選びながら、平均よりも高い収入を得るコツを考え出しました。
この記事は読めば
・個人事業主で収入をあげたい。
・そもそもの働き方を考え直したい。
・資産運用とか節税とかの話は抜きにして、まず稼ぐ方法を知りたい。
という方が
・新しい考え方、稼ぎ方が分かった!
・なるほど、そういう仕事の選び方があるのか!
となり、選択肢の幅を広げていただけるようになるかと思います。
個人事業主として、10年間で15業種、20社との取引をした拙者が、収入を上げるコツを案内するぜよ!
【時間がない・サクッと読みたい人】は赤字と絵の部分をお読みください。
■根本的な考え方
まず、皆さんにお伝えしておきたいことは
収入を上げるという考え方の中で
時間で稼ぐは絶対に✖️です。
時給が5,000円であろうが✖️です。
何故なら、時間制で働くと
どうさぼるか、どう楽をするか
が考え方の中心になってしまい、スキルアップや成長に繋げにくいからです。(勿論、出来ないとは言っておりません。出来るもの当然あると思います。)
例えば
時給5,000円で5万円を稼ごうとすると、
10時間働くことになりますよね?
(この場合、歩合制や時給アップの話は一旦抜きにして話します。)
また、時給で稼ごうとすると、自分の体をどれだけ長い時間を労働にあてるかを考えてしまいます。
そうなると当たり前ながら、他の事や人へ割く時間はありません。
また、自分が風邪を引いてしまった時に
働けない場合は、収入が0になります。
ただ、営業で1件単価25,000円の仕事があれば、
午前中の9-12時までの3時間の間に2件獲得出来れば、3時間で5万円を稼げますよね?
この条件であれば、
どうさぼるか、どう楽をするかなんで微塵も考えなくなると思います。むしろ、どれだけ早く終わらせられるかが考え方の中心になり、どれだけ残り時間を有意義に使うかを考えるでしょう。
この考え方がとても大切なのです。
お金を稼ぐ事の前に
“時間を稼ぐ”
という発想持つようにしてみてください。
この発想が、様々なメリットを生み出します。
例えば
誰かに“仕事を任せること”が出来ます。
1件25,000円の仕事を、誰かに1件20,000円で任せることで、自分はその5,000円をもらい、
エリアや顧客の管理の仕事を、時間を極力使わないように、効率よく行う管理職の仕事が出来るようになります。
そうなると別の仕事や案件を行うことが出来ます。また、そのお金を貯めて、設備投資をしたり、別の仕事の人件費にあてて、さらに事業拡大にも繋げられます。
自分が体調崩したり、家族が何かあった時にも、収入を確保する事が出来ます。
改めて説明しましたが、世の中の企業はほとんどこのような形で成り立っていますよね。
拙者の一言
時間で稼ぐのではなく、時間を稼ぐ発想が大事だぜい!
■繁忙期だけ仕事をする
少し理解し難く、常識から逸した内容になるので、リラックスして頭を少し柔らかくしたつもりで読んでみてください。笑
まず筆者が働いていて感じたことは、
同じ仕事をしていても、時期やタイミングによって、単価や労働時間、稼ぎが違うと思ったことです。
誰しもが思ったことはありませんか?
例えば、飲食店で時給1,000円でバイトをしていたとします。
シンプルに12-13時のランチタイムと、14-16時の午後時間帯では忙しさが全く違いますよね。
ということは、この時給で働く場合は、
シフトは
12-16よりも
14-18の方が楽が出来ますよね。(勿論そんな自由にシフトの融通を利かせることは中々ないと思いますが、あくまで考え方として)
先述したように、時給制ではなく、歩合制で考えると、当然仕事量が多い方が収入は上がります。
つまり、ここで繁忙期の仕事をすることに注目したのです。
まず、各業界の繁忙期を簡単に紹介します。
不動産業・引越し業・通信業 2〜4月、9月
宅配業 7.12月(御中元、御歳暮の影響)
飲食業 3.12月
旅行業界 2.3月・8月・12.1月の大型連休
美容業界 12.1月
製造業 11月
イラスト・デザイナー 10月
花屋 5月
上記のようにそれぞれの業界には繁忙期があります。つまり、通常より売上が上がる月です。
ということは
1月 美容業界
2月 旅行業
3月 引越し・運送業
4月 通信業
5月 花屋さん
6月 ….
7月 宅配業
8月 旅行業
9月 不動産業
10月 デザイナー業
11月 製造業
12月宅配業
って仕事をすれば儲かりますよね?笑
(勿論こんなに多業種を同時に行い、上手くいくケースはほぼないと思いますが。笑)
例えば、通常の月の売上平均を100とした場合、筆者の実績によると、繁忙期の売上は筆者が経験した業種を全て合わせると平均170%程でした。
つまり、通常の月の収入を100=例えば30万円とすると、170%=51万円です。
もし、通常の月と繁忙期年2ヶ月分だとすると、
30万円✖️10ヶ月=300万円
+2ヶ月✖️51万円=102万円
①合計402万円
それに対して
毎月繁忙期だとして、月収51万円だとした場合
51万円✖️12ヶ月=②612万円
となり、②−①=210万円となります。
あくまでも一例ですが、
考え方はお分かりいただけたかと思います。
筆者は、
極端な話、各業の繁忙期だけ仕事をしていれば稼げるのではないか?
と思いました。
いや、そんな事分かっているけど、出来ないでしょう?
そう思いますよね。
でも出来ます。個人事業主なら出来ます。
しかもそんなに難しくありません。
個人事業主には断る権利があります。雇用ではないからです。
大事な事は
クライアントや取引先から
“とにかく信頼を得ること”です。
繁忙期というのは、筆者の経験上、どの業種もどの現場もほぼ人手不足です。
仕事がしっかりと回っているように見えて、管理職やリーダーの人達が全く休めていない
という状況を何度も何度も見てきました。
未だにそういう現場もたくさんあります。
むしろ、そうでない現場の方が圧倒的に少ないでしょう。言い切れます。
つまり、たまにしか仕事に来ない人でも
仕事に対しての実績と信頼があれば
仕事はもらえるものです。
少なくとも筆者はもらえなかったことはありません。
拙者の一言
当然、人によって向き不向きはあるので、全ての案件を出来るようにしろというわけではない。
自分が得意だな、なぜか他の人より上手くいくな
という感覚が持てる仕事を中心に行うぜよ!
■実際の筆者の動き
1月〜5月通信業
6月執筆作業、トレーディング(株式や先物投資)に集中
7月宅配業
8月営業(電話による発信)
→真夏で外回りがしにくい事と、お盆など大型連休があり、在宅率が上がる為。
9月引越し業
10月執筆作業、トレーディング(株式や先物投資)に集中
11.12月宅配業
というような動きを2017年〜2019年頭くらいまで行っておりました。
当然、各業種の優先順位を上げるという意味であり、例えば通信業を6月〜12月に全くやらない訳ではありません。
100%の稼働の中で、
繁忙期の仕事 50%〜70%
他の業種種 10%✖️3〜5
のような感覚で行っておりました。
本当にそんな事可能なの?
と思うかもしれませんが、可能です。
筆者の後輩でも7名が同じことが出来るようになり、たまたま同じような考え方をしていた知人も2人いました。
繰り返しになりますが、とにかくクライアントからの”信頼と実績を積み上げる”
これに尽きます。
企業側としても、せっかく研修期間に投資した給料も、辞められてしまうと水の泡です。
仕事を始めて3ヶ月間頑張って辞めてしまうくらいであれぼ、
1年間で3ヶ月しか出勤しなかったとしても、その3ヶ月間を誰よりもしっかりと仕事をこなし、毎年繁忙期に手伝ってくれる人の方が、企業側も嬉しいことは間違いありません。
拙者の一言
基本的には自分がいなくても、その企業の仕事や案件は回るが、自分がいるからこそよりパフォーマンスをあげられるそんな存在になるぜよ!
■収入の柱を増やす意識や考えを持つ
上記のような仕事の仕方をしていると
・それぞれの仕事のプロフェッショナルになれないのでは?
・積み重なるスキルがなさそう。
このような声が上がるかもしれません。
しかし、全く心配ありません。
そんなことはありません。
充分なスキルが得られます。
何故なら
繁忙期しか集中して仕事量をこなさない。
逆に言うと、普段より仕事量が多いタイミングで仕事をこなしているので、量・質共に集中的に高いレベルでこなすことが出来ます。
閑散期にダラダラと数ヶ月間仕事をするくらいであれば、1年のうち2.3ヶ月でも集中して働いた方が余程身になるということが筆者の経験則です。
また、今回の新型コロナウィルスの影響により、皆さんも収入が一本しかないということがどれだけリスクかということを思い知ったことでしょう。
たまたま自分が働いている業界は、影響を受けにくかったという人がいても、例外ではないことは分かりますよね。
次には何が来るかわかりません。
また新たなウィルスが発祥するかもしれませんし、地震や台風など災害が来る可能性は充分あり得ます。いえ、むしろある思って行動した方がよいでしょう。
拙者の締めの一言
数年前からマルチタスクや多動力という言葉が浸透し、今では当たり前のように行う20代が増えている!個の時代であるからこそ、チャンスはたくさんあるぜよ!
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