~情報提供編~
2004年6月に「株券電子化」(株券ペーパーレス化)に関する法律が公布されたこと、また昨今のスマホの普及により、株式投資や先物取引など、個人で少額から投資を始める人が増えて来ました。
そんな中でも筆者が長年行ってきた、日経225先物取引をピックアップし、基礎から説明していきたいと思います。
ニュースでよく聞く日経平均株価って何?
取引してみたいけど、具体的に何をすればよいの?
そんな疑問や気になる点を解決していきます!
【時間がない・サクッと読みたい人】は赤文字と絵の部分をお読みください。
投資家歴12年で300名以上を指導し、18名で1ヶ月1,100万円の利益を突破したオンライン投資スクールを運営している拙者が解説するぜよ!
日経平均株価とは?
東京証券取引所に上場する企業のうち、業種のバランスを取りながら、流動性が高い選定された225社の平均株価のことである。
日経225先物取引とは?
簡単に言うと、日経平均株価が上がるか下がるかを予想する取引である。
上がると予想→買う
下がると予想→売る
日経225先物取引の歴史
1988年9月3日 大阪証券取引所にて取引開始
1990年9月25日 アメリカのシカゴマーカンタイル取引所にて米ドル建ての取引開始
2006年7月18日 日経225ミニの取引開始
2007年9月18日 夕場(イブニングセッション)16:30-19:00の取引開始
2008年10月14日 夕場の終了時間変更① 16:30-20:00
2010年7月21日 夕場の終了時間変更② 16:30-23:30
2011年2月14日 新デリバティブ売買システムの(J-GATE)導入。
複数の取引変更
①昼休みの間も取引可能に
日中取引9:00~15:15、夕場取引16:00~23:30の取引に変更。
② 約定は、取引終了時間に1本値で価格が決定
15:10 – 15:15 と 23:25 – 23:30は、プレ・クロージングの板合わせ取引時間へ
③日経225miniの限月1ヶ月毎へ
!拙者からの一言!
個人投資家にとって、どんどんよい環境になってきたと言えるでござる!
空売りとは?
ポイント①
先述した「下がると予想→売る」についてあまりピンとこない人もいるかもしれませんが
株価が下落する時でも利益を出す事が出来る有効な手段です。
何を売るの?と思うかもしれませんが、日経225先物取引は日経平均株価が取引の対象となる為
日経平均株価という指数が下がる=売るという事です。
上のイラストのように「売る」というボタンがあるので、取引時にはシンプルにこのボタンを押すだけです。
その為に、何か買ってから売る、持っているものを売るという発想は不要です。
!拙者からの一言!
拙者がこの先物取引をやろうと思った最も大きな理由が「空売り」が出来るからである!
取引時間
2種類に分かれており、
①ザラ場 8:45〜15:15
②夕場 16:30〜29:30
基本的に、①の方が流動性が高く、①をメインに取引する人が多いです。
ただ②の時間帯は、米国の市場が動き始める時間を含むので、時間帯によって海外の動きに大きく左右される事もよくあります。
証拠金取引とレバレッジ
ポイント②証拠金取引③レバレッジ
日経225先物取引は、証拠金取引と呼ばれる取引手法で、証拠金として決められた金額(証券会社により規定あり)を口座に入れる事で取引を行う事です。
この証拠金取引の種類として、ラージとミニがあります。ラージとミニで、必要証拠金とレバレッジが異なります。
・ラージ 100円の値動きに対してレバレッジ1,000倍の利益
必要な証拠金 700,000〜1,200,000円くらい
・ミニ 100円の値動きに対してレバレッジ100倍の利益
→絵参照
必要な証拠金 70,000〜120,000円くらい
!拙者からの補足!
必要な証拠金は定期的に変わるので、具体的にいくらとは言えないが、拙者が10年以上取引してきた中でおおよそこれくらいと言えるであろう!
日経225先物取引のメリットまとめ
○少額からレバレッジの効く取引が始められる
○取引時間が長い為、自分のスケジュールに合わせた取引が出来る
○不況の時でも「空売り」で利益を狙える
!拙者からの締めの一言!
レバレッジに関しては、当然デメリットと捉える事も出来るので、しっかりとした知識を抑えた上で挑戦してみることをオススメするぜよ!
コメント
[…] ≫ 日経225先物取引の記事はこちら […]
[…] ≫ 日経225先物取引の記事はこちら […]