~職業紹介編~
新型コロナウィルスの感染者は増え続け、2020年8月8日は東京都で2日連続で400人を超え、日本全国の累計感染者数は15,000人を超えました。
この感染者数だけを誇張するマスコミの報道の仕方はいかがなものかとは思いますが、それはさておき、今回は「アフターコロナ」や「withコロナ」と言われる中で、
これから
「自分の会社はどうなるのだろう?」
「コロナの影響で職を失ってしまった」
など先行きが不安になっている方々も多くいらっしゃるかと思います。
そんな中、筆者が経営したり関係している会社は、コロナ渦でも売上を保つどころか、むしろ上げることが出来ました。
業績が上がった業種は複数ありましたが、今回は特に売上が伸ばせた2業種に絞り、これからの時代の働き方や職種選びの参考にしていただければ幸いです。
この記事を読めば
コロナ渦で不安があって、今のままでよいか悩んでいる
転職しようと思っているが、転職先が決まっていない
という方が
この仕事なら安心!
先が明るい業種が分かった!
と思っていただけるかと思います。
現在会社を経営し、8業種12社と取引している拙者がコロナ渦でも強い業種をご紹介していくぜよ!
■コロナ渦で強い業種①「通信業」
まず一つ目は「通信業」です。
前年比売上:約310%
※筆者が経営する会社の売上と、同業他社4社の平均値です。
感が良い方はもうお分かりかもしれませんが、
外出自粛やリモートワークによって、在宅の時間が増えた方が圧倒的に多いですよね。
つまり、在宅の時間が多い=自宅でネットを使う時間が増えた→「通信環境を整えた、整えて直した」という方が今までにない程多かったです。
筆者は4.5月の緊急事態宣言中、普段は出ていない現場に出ざるを得なくなるほど問い合わせが殺到し、2ヶ月間で延べ200名以上のお客様の対応を行いました。
通信業界は、引越しシーズンに伴い元々4月は繁忙期です。
その為、例年であれば
「引っ越したので新たにネット環境を整えたい」というお客様が多いのですが、
今年は、そのようなお客様以上に
「在宅ワークに切り替わったので、ネット環境を整えたいor見直したい」
という方が多く、問い合わせの7割以上が上記の内容でした。
具体的には、
「自分のプライベート時間ではさほどネットは使わないが、会社から通信環境を整えなさいと言われた」
「普段からネットを使っていたが、リモートワークに切り替わったので、より容量が多く、スピードが速いネット環境が必要になった」
「家にいる時間が増え、新たなにネットを通した趣味を持った為、ネット環境が必要になった」
などの意見が大多数を占めました。
また同時に、新型コロナウィルスの影響により今の仕事に不安を覚えたり、今の仕事に+アルファの収入が必要と考え「副業熱」が高まったことも大きな要因です。
【今後】
さらに今年から日本で始まった5Gの影響も、通信業がさらに需要が高まる理由になります。
シンプルに、
「5Gが使えるスマホへ切り替えたい」
という需要が出ますよね。
今はまだ5Gのスマホに対応していない機種があったり、使えない地域の方が多い為
普及しているとは言えませんが、明らかに時間の問題です。
むしろ、筆者が得ている情報によると大手企業は、既に6G到来を予想し、それに向けた研究開発が進んでいるとも聞きます。
このような流れですと、5Gへの需要は明らかなものですよね。
※5Gについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
>> 【5Gを知るうえで押さえておきたい3つのポイント】の記事はこちら
つまり、ここまではネット環境の話なので、
インターネット固定回線
ポケットwi-fi
の話がメインでしたが、
これからはスマホの切り替え需要がさらに高まっていくことが予想出来ます。
2022年以降からキャリア毎にガラケーのサービスが終わることも、ご高齢の方々のスマホ需要が上がるきっかけになることは目に見えていますよね。
実際に筆者が2020年に対応したスマホ切り替えのお客様の70%は60歳以上の方で、最高齢では81歳のお客様もいらっしゃいました。
このように考えるとコロナがあろうがなかろうが先行きが明るい「通信業」でしたが、コロナの影響によりさらに加速していく業界と言えるでしょう。
拙者の一言
緊急事態宣言が明けた6月以降も前年比より高い売上を保っているぞ!
■コロナ渦で強い業種②「運送業」
二つ目は「運送業」です。
前年比売上:約185%
※筆者が経営する会社の売上と、同業他社3社の平均値です。
4.5月は、元々運送業は繁忙期のシーズンには該当しません。
基本的には、7月の御中元と12月のお歳暮が繁忙期シーズンと言われています。
しかし、コロナの影響により4月.5月は繁忙期並みの売上になった業者がかなり多かったです。
これもすぐにお分かりかもしれませんが、
緊急事態宣言中も、人々が生活を送る上で必ず稼働し続けれなければならない業種として上がった「運送業」特に「宅配業」ですね。
在宅の時間が増えたが、外に買い物へ出れない
→ネット通販を多用した→宅配が増えた
という流れです。
当然、BtoBの企業配は大変少なくなりましたので、宅配を行うエリアによって荷物量が異なる為一概には言えませんが、基本的には企業配よりも宅配の方が荷物量が多い為、総じて売上が上がったことは間違いありません。
実際にニュースでも取り上げられていましたが、
ネット通販会社によると
「新規ユーザーが右肩上がりで増えた」
「ネットで購入単価が上がった」
と言います。
また、宅配業は体力面や荷物の重さによる負担など色々大変な部分もよく知られていますが、特に配達員が大変なことが
「不在」
です。
実際に委託業はほぼ全ての会社が
1件配達完了次第〇〇円
と配達完了による単価制の為、不在の場合はお金になりません。
特に水やお米の不在は、本当にきついですね。笑
これが最も体力的にも精神的にも大変なところですが、緊急事態宣言中は在宅率が高かった為、不在が非常に減り、配達員の負担がかなり軽くなりました。
筆者の会社ですと
通常は不在率が15-20%
でしたが
緊急事態宣言中は
5%前後
まで下がりました。
【今後】
「通信業」のところで述べましたが、5Gや在宅ワークの需要の増加により、ネット社会がより浸透していますよね。
そうなることで、より一層ネット通販の需要が伸びることから、物流という視点で見て「宅配業」の需要が落ちずに高まっていくことが分かります。
現に、筆者が知っている関連会社5社とも
「深刻な人手不足」であり、
経営陣が年中困っている状況です。
「運送業」「宅配業」は比較的給料が良く、参入ハードルが低い為、法人としても個人としてもオススメの業界です。
※宅配業について詳しく知りたい方は、こちらも合わせてお読みください。
拙者の一言
給料が良い上に、運転スキルが上がり、顧客対応スキルもつくことから、特に若い世代にオススメ出来るぞい!
これから投資やネットビジネスへ向けてお金を貯めたいという若者に是非オススメしたい!
■番外編
「ネットビジネス」
上記の2業種程ではありませんでしたが、
筆者の会社の経営状況からすると
3番手として挙げられる業種は
「ネットビジネス」
です。
昨年の売上がかなり少なかった為、比較対象にしにくいと判断したことから大きくは取り上げられませんでしたが、実際に副業で「ネットビジネス」に取り組み始めた方や再度始めた方が非常に多いようですね。
やはり人に合わずに仕事が出来ることから、コロナ渦でも通常通り仕事が出来る上に、ネット社会の加速により、より一層伸びる分野としての位置付けになることは間違いありませんよね。
もし、筆者が数年前から「ネットビジネス」に力を入れ、例年との比較が出来た場合、もしかしたら「通信業」の前年比売上310%を超えていたのではないかと思います。
まだまだ市場が大きくなる見込みがあることから、ブルーオーシャンとして捉え直してみても良いのではないでしょうか。
拙者の一言
少し前までは怪しいと言われがちであった「アフィリエイト」や「ブロガー」、「YouTuber」が昨今では確固たる地位を築き、今では子供が憧れる職業になっていることを考えると、職業選択をする上で選択肢に必ず入る業種と言えよう。
■まとめ
コロナ渦でも売上を伸ばすことが出来た業種として、筆者の経験から
「通信業」
「運送業」
と断言出来ます。
また5Gを踏まえた将来性を考えても強い業種と言えるでしょう。
ただ「ネットビジネス」も選択肢からは外せないビジネスです。
このようなコロナ渦で大変な中、各々が自分の将来に対して真剣に向き合い、仕事をする上でこのような選択肢があることをしっかり頭に入れて、新たなチャレンジとして取り組むことも良いでしょう。
少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。
拙者の締めの一言
まずは始めてみること、自分を変えようとしてみることが非常に大切なことだと思う。
現状に少しでも不安があるのであれば、転職やチャレンジするには充分な理由と言えよう!
beaten off the truck!!
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