~職業紹介編~
【時間がない・サクッと読みたい人】は赤文字と絵の部分をお読みください。
SNSで出版社の目に止まり、単行本も出版したことのある知人の体験談を交えて解説するでござる。
SNSが世界中で普及したことにより、今や漫画家は限られた人だけの専門職ではなくなりました。
この記事を読んだ人は
「出版社に漫画を持ち込みたいけど、地方在住で難しい」
「漫画で生計を立てるためにはどうしたらいいんだろう?」
と感じている方が
「漫画家になる方法は沢山あって、自分はこの方法で漫画を描き続けたい!」という気持ちになれるかと思います!
漫画家になる方法は3つ
「漫画家」と聞かれると、「出版社に持ち込んで、連載を獲得して、単行本を出して…」と多くの方が想像するのではないでしょうか。
しかし、現在はいろんな方が自費出版やSNSへの投稿といった様々な方法で漫画家になっています。
よって、現代の漫画家になる方法を絞ると、以下3つになります。
①出版社に作品を持ち込み連載を獲得する
・描いた漫画を出版社に持ち込み、編集者に批評を受ける
・漫画賞に投稿する
などの手段で、出版社に直接作品を見てもらい、漫画家としてデビューする方法です。
見込みがあると思われた場合は「担当編集者」がつき、デビューに向けて新しい作品の打ち合わせなどが始まります。
ただし、担当編集者がついた=連載獲得ではありません。担当編集者がついている他の新人たちと、すでに活躍しているプロに混じって連載枠を獲得しなければなりませんので、自分の作品を発表するまでには多くの時間を費やします
!拙者からの一言!
「デビュー作で即連載!」というケースは本当に稀でござるから、当てにしてはいけないでござるよ。持ち込みや投稿を行う前に、「その雑誌に自分の作風が合うか?」「描きたいジャンルを別の人がすでに連載していないか?」としっかりリサーチしておくでござる。
②SNSで自分の作品を発表する
ツイッターやインスタグラムに自作の漫画を投稿する方法です。
雑誌の編集者は、常にSNSで素人の作品をリサーチしています。
近年は、SNSを通して編集者から声がかかり、書籍化や雑誌連載をつかみ取ったケースも少なくありません。
ただし、SNSに投稿しているだけでは報酬はもらえません。
そのため、SNSの人気作家は、有料ダウンロードサービスで漫画やイラストを販売したり、LINEスタンプなどのグッズを制作して販売している人もいます。
!拙者の一言!
SNS漫画は今や、やみくもに描いただけで人気が出るとは限らんでござる。多くの人の目に止まるためには
「投稿時間を人が多い夜8時にする」、「投稿するSNS上で閲覧しやすいサイズで描く」と言った研究も欠かせないでござるよ。
③漫画を自費出版する
出版社での書籍出版を待たずに、自費出版するケースです。印刷所で書籍を印刷する、電子書籍を制作するなど、自費出版の方法は様々です。
作った本は、即売会で売ったりKindleストアなどでダウンロード販売したりすることができます。こちらも、出版社から声がかかり、書籍を出してもらえるケースもあります。
!拙者の一言!
いまや漫画も自力で出版できる時代でござる。「自費でも構わないから、自分の作品を世に出したい!沢山の人に知ってほしい!」という方は、検討してみてはどうでござるか?
!拙者からの締めの一言!
「報酬の有無」さえ気にしなければ、漫画家は今すぐ誰でも名乗れるでござるよ。しかし、「漫画で生計を立てたい」と「無報酬でも漫画を描いていたい」のどちらが望みかで、選ぶべき方法や戦略は全く違うでござる。
いずれにせよ、漫画で報酬を得るためにはかなりの時間を要するでござるから、漫画以外の方法で収入源を確保しておくぜよ。
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